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カルミア

カルミア

2023/6/1

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カルミア


カルミア(学名:Kalmia)は、ツツジ科に属する常緑樹や低木の属名です。一般的には「カルミア」と総称されますが、主な種類としては「カルミア・ラティフォリア(Kalmia latifolia)」が知られています。

特徴: カルミアは、主に北アメリカ東部に自生しています。カルミア・ラティフォリアは、高さが1〜5メートルになる多年生の低木で、茂った葉と美しい花が特徴です。葉は対生し、革質で光沢があります。花は直径が2〜3センチメートル程度の傘状の房になり、一般的にはピンクや白色をしています。

毒性: カルミアには毒性があります。特に葉や花に含まれる成分であるグレイシオトキシン(Grayanotoxin)が有毒であり、人や動物が摂取すると中毒の症状を引き起こすことがあります。したがって、カルミアに触れる際には注意が必要です。

園芸利用: カルミアは、その美しい花や葉のために庭園や公園で栽培されることがあります。カルミア・ラティフォリアは、花壇や生け垣に使われることがあり、鮮やかな花が庭を彩ります。ただし、カルミアの栽培には特定の条件が必要で、酸性の土壌や湿潤な環境を好むため、適切な環境が整っているか確認する必要があります。

春から初夏にかけて、
まるでお菓子のような 星形の花 を咲かせる木、カルミア
ツツジに似ていますが、実は少しクセのある“通好み”の花木です。

今回は植木屋の視点で、
カルミアの特徴・育て方・注意点をまとめます。


❖ カルミアとは?

カルミア(Kalmia latifolia)は、ツツジ科カルミア属の常緑低木。
北アメリカ原産で、日本では庭木や公園樹として使われています。

基本データ

  • 常緑低木
  • 樹高:1〜3m
  • 花期:5〜6月
  • 花色:白・ピンク・赤

❖ カルミアの魅力

🌟 1. 星形の個性的な花

カルミア最大の特徴は、
幾何学的な星形の花

つぼみの段階では金平糖のようで、
開花すると一気に存在感を放ちます。

🌿 2. 常緑で一年中見栄えがいい

冬でも葉を落とさず、
庭のアクセントとして一年中活躍します。

🎨 3. 花色が豊富

白から濃いピンクまであり、
和風にも洋風にも合わせやすい花木です。


❖ 植え付け場所と環境

☀ 日当たり

  • 半日陰〜明るい日陰が最適
  • 西日・強い直射日光は苦手

🌱 土壌

  • 酸性土壌を好む
  • 水はけがよく、湿り気のある土

※ ツツジ・シャクナゲと同じ扱いが基本です。


❖ カルミアの剪定

✂ 剪定の適期

  • 花後すぐ(6月頃)

✂ 剪定のポイント

  • 花が終わったら軽く整える
  • 強剪定は避ける
  • 枝の間引き中心で風通しを確保

※ 花芽は夏以降につくため、
剪定が遅れると翌年の花が減ります。


❖ 注意点(ここが大事)

⚠ 1. 有毒植物

カルミアは 全草に毒 があります。
ペットや小さなお子様がいる家庭では注意が必要です。

⚠ 2. 根が弱い

  • 過湿・乾燥どちらもNG
  • 植え替えや根の刺激に弱い

⚠ 3. 石灰を嫌う

アルカリ性の土では育ちません。
肥料・土選びは必ず酸性寄りで。


❖ 病害虫

比較的強健ですが、以下は注意。

  • アブラムシ
  • ハダニ(乾燥時)

風通しを良くすれば、ほぼ防げます。


❖ どんな庭に向いている?

  • 半日陰の庭
  • 洋風ガーデン
  • ツツジ・シャクナゲと組み合わせ
  • 花を楽しむポイント植栽

「派手すぎないけど、目を引く」
そんな庭づくりに向いています。


❖ まとめ

カルミアは、

  • 星形の個性的な花
  • 常緑で一年中楽しめる
  • 半日陰向き
  • 管理はやや繊細

少し気難しい反面、
うまく育つと他にはない魅力を見せてくれる花木です。