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庭木と「根の呼吸」

庭木と「根の呼吸」

2025/10/06

#豆知識

植木屋の仕事では「枝を切る」イメージが強いですが、実は本当に大切なのは地中にある「根っこ」です。
根の健康が庭木の生命線であり、その状態を見極めるのがプロの腕の見せどころです。


1. 根は「呼吸」している

木は根から水や養分を吸うだけでなく、空気(酸素)も取り込んでいます。
土が固く締まりすぎたり、水はけが悪く根が常に水に浸かった状態になると、呼吸ができずに根腐れを起こしてしまうのです。


2. 土壌改良は木の健康診断

庭木が元気をなくしたとき、まず見るのは葉や枝ではなく「土」。
バーク堆肥や腐葉土を加えて団粒構造をつくり、通気性と保水性をバランス良く保つことで根が快適に呼吸できます。
植木屋の現場では「木を治す=土を治す」と言っても過言ではありません。


3. 根の張り方にも個性がある

  • マツやスギ:深くまっすぐに根を伸ばす
  • カシやサクラ:地表近くに広がるように張る

樹種ごとの性質を理解して植える位置を決めないと、思わぬトラブル(ブロック塀の押し出し、地盤の持ち上げなど)につながります。


まとめ

庭木の健康は「枝葉の見た目」だけでは判断できません。
根がしっかり呼吸できているかどうか――これが植木屋が庭と向き合う際に常に意識しているポイントです。