
木は「しゃべっている」? ― 植物たちの通信ネットワーク
2025/10/13
「木同士が会話している」なんて言うと、
まるでファンタジーのようですが、実は科学的にありえる話なんです。
森の中や庭の木々は、地下の根と菌(菌根菌)を通じて情報をやりとりしていることがわかっています。
これを研究者たちはこう呼びます。
👉 ウッド・ワイド・ウェブ(Wood Wide Web)
🌳 木々の“通信回線”の正体
菌根菌という土中の微生物は、木の根と共生しています。
菌は木から糖分をもらい、その代わりに水分・ミネラル・情報をネットワークのように伝えます。
- 「あっちの木は乾いてるぞ」
- 「虫に食われた!」
- 「日陰のほうが栄養余ってるよ」
といったストレス情報や栄養バランスを共有しているのです。
つまり、一本一本の木がバラバラに立っているようで、
実は地中では“つながって”生きているんです。
🍂 では庭の木もしゃべってるの?
はい、庭木も森の木と同じように、土中で菌のネットワークを持っています。
ただし、コンクリートや防草シートで覆われた環境では、
この“通信”が途切れてしまうこともあります。
だからこそ、庭では「土を呼吸させる」ことが大事。
少しでも地面が裸のままになっている部分を残しておくと、
木々のネットワークが復活しやすくなります。
🌱 植木屋からのひとこと
庭の木を1本だけで見るのではなく、
**「木たちの会話の場」**として庭全体を見てみてください。
根っこの下では、きっと今日も静かな会話が続いています。
あなたの庭も、見えない声であふれているかもしれません。
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