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土と空気のバランス

土と空気のバランス

2025/10/22

#豆知識

庭づくりで「いい土にしてください」と言われることがあります。
でも、“いい土”って、実はふかふかしてるだけじゃないんです。


土は呼吸している

土の中には、水・空気・有機物・微生物が混ざり合っています。
そのうちの「空気」が足りなくなると、根が息苦しくなって腐ってしまう。

つまり、植物にとっての肺が、土なんです。


固すぎても、柔らかすぎてもダメ

固すぎる土は水も空気も通らない。
柔らかすぎる土は水がすぐ抜けて栄養が保てない。

ちょうどよいのは、握ったら形ができて、軽く叩くと崩れるくらい
そんな土が、空気と水の通り道を自然に作ってくれます。


手入れは「混ぜる」より「ほぐす」

園芸初心者は、ついスコップで土をひっくり返したくなりますが、
根の呼吸を守るには**優しく“ほぐす”**のがコツ。

上層の土を少し動かすだけで、空気がスッと入っていきます。
それでいて、地中の世界の静けさは壊さない。


土は生きものの住まい

微生物やミミズが動くことで、自然に空気が通い、
植物の根が心地よく伸びていく。

だから、人が整えすぎないことも立派な手入れ
庭の呼吸を感じることが、植木屋の目の使いどころなんです。