
庭は“循環する生きもの”
2025/10/30
枯れることも、育つことの一部
庭の中では、毎日小さな命のやり取りが起きています。
葉が落ち、虫が集まり、微生物がそれを分解して、
やがて土に還る——。
その土がまた、次の芽を育てていく。
自然は、止まらずにぐるぐると巡っています。
“手を入れる”ことは、“流れを整える”こと
植木屋の仕事は、自然を支配することではなく、
この循環が滞らないように“流れを整える”こと。
枝を切るのも、落ち葉を掃くのも、
全部「巡りをよくする」ためのひと手間なんです。
完璧じゃなくていい庭
自然の庭は、いつも少し不揃いで、どこか自由。
完璧を目指すよりも、“息づいている”ことが大事。
虫がいて、葉が散って、花がまた咲く。
そのゆるやかなリズムこそが、美しい循環です。
庭は飾りではなく、
生きて、呼吸して、巡り続ける“ひとつの命”なんです。