
マキの「きっちり感」は職人の誇り
2025/11/1
門まわりや塀沿いなどでよく見かける「マキ(イヌマキ)」。
どっしりとした姿に、きっちりとした葉。
この木には、**日本の“整える文化”**が詰まっています。
マキは「形を楽しむ木」
マキは葉が密で、刈り込みに強い。
だから、丸くしたり、四角くしたり、
職人の“ハサミさばき”がそのまま形に出ます。
まるで庭の中に彫刻を置くような存在感。
一度きれいに整うと、見るたびに気持ちがしゃんとします。
成長がゆるやかだから、長く付き合える
マキは成長がゆっくりで、
剪定のタイミングをきちんと守れば姿が長く保てます。
春と秋の2回、軽く刈り込むだけで十分。
“急がず焦らず”が似合う木です。
長い年月をかけて、庭の空気に馴染んでいきます。
「和」の中のバランスをつくる
マキは、石や建物、他の木との相性がいい。
真面目で控えめな印象が、
庭全体をきちんとまとめてくれます。
まるで庭の“番人”のように、
静かにその場を整えてくれる存在です。
🌿 今日のひとこと
マキは派手じゃないけれど、
庭に「整う」という安心感をくれる木。
手を入れるほど、庭の空気が澄んでいきます。