
冬前に必ずしておきたい庭木の準備:寒さに負けない庭づくり
2025/11/8
❄️ 冬の前にひと手間。庭木はぐっと元気に
寒さが本格化する前の数週間は、庭木にとって“備えの時間”。
ここで正しく手入れしておくと、冬のダメージを最小限に抑えられ、
春の芽吹きが大きく変わります。
植木屋として現場で必ずやる
「冬前の庭木の準備」5つ を紹介します。
✅ 1. 根元の落ち葉は軽く掃除して風通しを
落ち葉を完全に除去する必要はありません。
むしろ薄く残しておくと保温効果があります。
ただし…
- 湿気が溜まるほど厚い
- 病気の葉が混ざっている
- 虫が多い
といった場合は、軽く掃除して「風が通る状態」にしておくこと。
✅ 2. 寒さに弱い木は“根元マルチ”で凍結対策
レモン・オリーブ・シマトネリコなど
寒さが苦手な木は、根元を守るだけで冬越しがグッと楽に。
使えるものは…
- バークチップ
- 落ち葉
- ワラ
- 腐葉土
厚さ3〜5cmの“ゆるい布団”をかけるイメージです。
✅ 3. 支柱が緩んでいないかチェック
冬は「風の季節」。
とくに若木は倒れやすいため、支柱の点検は必須です。
- 結束がゆるんでないか
- 支柱が腐っていないか
- 木と支柱が擦れて傷になっていないか
これを放置すると、強風で幹が折れることもあります。
✅ 4. 剪定は“軽め”にとどめる
冬前の強剪定はNG。
切りすぎると寒さで弱り、芽吹きも遅れます。
✅ 枯れ枝・交差枝など最低限だけ
✅ 形を整える程度に軽く
✅ 強い切り戻しは春〜初夏がベスト
冬は「整える季節」、切るのは控えめが正解です。
✅ 5. 病害虫のチェックは今がいちばん簡単
葉が少なくなる冬前は、幹がよく見えるタイミング。
カミキリムシの食害跡や、カイガラムシの付着はこの時期が発見しやすい。
見つけたら…
- ブラシで落とす
- 枝ごと切除する
- ひどい場合は薬剤処理
早めの対応が、春のトラブルを防ぎます。
🌿 植木屋からひとこと
冬前のたった30分の手入れが、
春の元気な芽吹きにつながります。
木は季節を正直に受ける生き物。
少しの気配りが、庭の1年を変えます。