
生垣を美しく保つ秘訣:プロがやっている形・密度・健康の整え方
2025/11/10
🌿 生垣は“整える技術”で美しさが決まる
生垣は、庭の雰囲気を一気に引き締めてくれる存在。
でも、ただ刈るだけではすぐに形が崩れ、スカスカになり、
「なんか貧弱…」「ちょっと傾いてきた…」となりがちです。
植木屋として現場で意識している
生垣を美しく、長く保つ秘訣 を紹介します。
✅ 1. 刈り込みは“台形”が基本
生垣をきれいに育てるための鉄則は、
上より下を少し広くする“台形仕上げ”。
- 上部が日陰にならず、葉がよく育つ
- 雪で潰れにくい
- 形が安定する
✖ 完全な“直角の壁”
✅ ほんの少し“下広がりの台形”
これだけで見た目も持ちも大きく変わります。
✅ 2. 年2回の整え刈りで“密度”が変わる
生垣は、1年に1回だけ刈るとスカスカになりやすいです。
おすすめは…
- 初夏(5〜6月) … 新芽が伸びきる前に形を整える
- 秋(9〜10月) … 冬前に軽く仕上げる
この2回で、葉の密度がしっかりと揃ってきます。
✅ 3. 内側の“抜き剪定”を忘れない
表面ばかり刈っていると、
中が暗くなり、枝が枯れてスカスカになります。
✅ 年に1回でいいので、内側の細枝・枯れ枝を抜く
✅ 風が通るだけで生垣全体が活力を取り戻す
内側の整理こそ、美しい生垣の決め手。
✅ 4. 生垣の“足元の管理”が仕上がりを左右する
足元が草だらけ・ジメジメ・硬い土のままだと、
上だけ刈っても密度が揃いません。
- 落ち葉除去
- 余分な枝の整理
- 踏み固めの解消
- 必要なら少し腐葉土を混ぜる
足元を整えると、上の葉の状態が一気に良くなります。
✅ 5. 木の種類に応じた刈り方を知る
生垣といっても種類は様々。
木によって“刈っていい時期・刈り方”が違います。
● サツキ・ツツジ
夏前の刈り込みが基本。花後に軽く整える。
● マサキ・イヌマキ
剪定に強く、形を作りやすい。秋の仕上げ刈りが効果的。
● カイヅカイブキ
強い刈り込みはNG。軽く整える程度が安全。
● トキワマンサク
新芽がよく出るので、形を維持しやすい。
“種類に合った刈り方”をするだけで、トラブルの半分は防げます。
🌿 植木屋からひとこと
生垣は、ただの境界ではなく“庭の表情”。
定期的な軽い手入れだけで、見違えるほど美しくなります。