
庭木の根が弱る原因ランキング
2025/11/12
🌳 元気がない木は、ほぼ“根”が弱っている
葉が黄色い、枝がスカスカ、成長が止まる…。
多くのトラブルは 根の弱り がスタート地点です。
今回は植木屋として実際に現場で多い
「根が弱る原因ランキング」 を紹介します。
🥇 第1位:土が硬すぎて“根が呼吸できない”
✅ よくある症状
- 表面がカチコチ
- 雨が染み込まない
- 夏に弱る
- 新芽が小さい
根は呼吸しながら伸びます。
硬い土だと空気が入らず、根が広がれません。
✅ 対策
- 表層5cmをほぐす
- 腐葉土を薄く混ぜる
- 動線を作って「根元を踏まない」
✅ 根の弱りNo.1は“硬い土”。水や肥料より先に土。
🥈 第2位:水のあげすぎ(過湿)
✅ 現場で一番多い“誤解”
「弱ってるから水をあげよう」→ さらに弱る。
根は常に濡れていると、
- 呼吸できず
- 根腐れ
- 黒ずみ
につながります。
✅ 対策
- 乾いてから“たっぷり”
- 雨が続く時期は水やりしない
- 表面が乾くまで待つ
🥉 第3位:植え付けの“深植え”
植え付け時に土を盛りすぎて
根鉢の肩(根元)が地中に埋まると、幹が蒸れて弱ります。
✅ 症状
- 幹の根元が黒い
- 成長が遅い
- 夏に急に弱る
✅ 対策
- 根元が見える“浅植え”が基本
- 盛り土を避ける
- 雨が溜まる場所に植えない
🏅 第4位:水はけの悪さ(粘土質・低い場所)
水が滞留すると
- 細根が腐る
- 土中の空気が減る
- 病気が発生しやすい
✅ 対策
- 深さ30cmの“縦穴”を数本
- 砂や小石を入れて排水を作る
- マルチングしすぎない
🏅 第5位:根切り・掘削などの“外的ダメージ”
外構工事・配管工事・駐車場工事などで
知らないうちに太い根をカットされているケースも多いです。
✅ 症状
- 一方向だけ枝が枯れる
- 夏だけ弱る
- 台風で傾く
✅ 対策
- 土壌改良で細根を再生
- 風通しを良くして負担軽減
- 水管理を丁寧に
🌿 番外:肥料のあげすぎ
肥料は“強い薬”みたいなもの。
弱っている根に与えると、逆に負担になります。
✅ 弱っているときの肥料は逆効果。
✅ まとめ:根が喜ぶ庭は共通して“空気がある”
根が元気な木は…
- 土が柔らかい
- 水はけが良い
- 根元がスッキリ
- 深植えしていない
これだけでほぼ問題は起きません。
🌿 植木屋からひとこと
木は“地上より地下”。
根の呼吸・根の環境・根のストレス を整えるだけで、
弱ってる木は驚くほど復活します。