
庭木を長持ちさせる「冬の乾燥対策」
2025/11/20
冬は気温よりも“乾燥”が庭木を弱らせる大きな原因です。寒さが厳しい地域でも、しっかり水分を守れば春の芽吹きがぐっと良くなります。今回は、植木屋として現場で実感している「冬の乾燥対策」をまとめます。
1. 冬でも土は乾く(意外と油断しがち)
冬は表面が湿って見えても、地中はカラカラになりがちです。風と日差しで思った以上に乾燥が進むため、鉢植えは特に注意。
葉が縮む・枝先が枯れるなどの症状は乾燥が原因のことも多いです。
2. 水やりは「晴れた午前中」に
冬の水やりは“ゆっくり吸わせる”のがコツです。
- 晴れた日の午前中
- 根元にじっくり染み込む量を与える
夜や夕方だと水が凍結し、根を傷める可能性があるため避けましょう。
3. マルチングで地温と湿度をキープ
現場でも効果が大きいと感じるのがマルチング(敷き藁・バークチップ・腐葉土)。
メリット:
- 乾燥を防ぐ
- 霜から根を守る
- 土の微生物が増えて春の根張りが良くなる
特に植え付け後1〜2年の若木には強くおすすめです。
4. 風害対策で冬枯れを防ぐ
冬の“枯れ込み”は寒さより風による乾燥ダメージが原因のことが多いです。
対策としては以下が簡単で効果的です。
- すだれを立てる
- 防風ネットを張る
- 軽めの雪囲いをする
風の直撃を避けるだけで春の状態が大きく変わります。
5. 寒肥は「2月前後」が最適
冬の乾燥対策と一緒に大事なのが寒肥。
根が休眠している間にゆっくり効き、春の芽吹きを助けます。
まとめ
冬は気温よりも「乾燥」と「風」が庭木を弱らせる大きな要因です。
- 晴れた午前中の水やり
- マルチング
- 防風対策
- 寒肥のタイミング
これらを抑えるだけで春の庭木の状態が大きく変わります。