
庭木が“倒れる可能性”を見極める5つのチェックポイント
2025/11/22
倒木は「台風のときだけ起きる」と思われがちですが、実際には 日常の小さな変化 が前兆としてあらわれています。
放置すると家屋破損や隣家トラブルにもつながるため、早めのチェックがとても重要です。
1. 根元の土が浮いている・割れている
最も危険度が高いサインです。
- 木の片側だけ土が盛り上がる
- 地面にU字状の割れ目が入る
- 雨のあとに根元の形が変わる
これは 根が片側で切れている、もしくは抜け始めている 状態。
すでに倒木リスクが高く、放置は厳禁です。
2. 幹が「S字」または「反り返っている」
風を受け続けた木は、徐々に幹が変形します。
- 根元近くが特に曲がっている
- 片側に膨らみがある
- 転倒方向が明確に見えるほど反っている
これは“木が自重を支えきれていない”サインで、強風での倒木に直結します。
3. 大枝の付け根が裂けている
倒木は根だけでなく、大枝の破断から始まるケースも多いです。
- 枝の付け根に黒い筋
- 十字に割れ目
- 雨後に樹液が染み出す
裂けた部分から腐朽菌が入り、強度が急低下して折れやすくなります。
4. 幹内部が“空洞化”している
表面は元気でも、中身がスカスカの木は危険。
見分けるヒント
- 幹を軽く叩くと“コーン”と高音がする
- キノコ(サルノコシカケなど)が生える
- 樹皮が剥がれやすい
空洞化は時間をかけて進むため、気づいたときには強度が半分以下になっていることもあります。
5. 枝先の枯れこみが進んでいる
「枝先から枯れる木は、根が弱っている」
これは植木屋の中では基本。
- 春なのに芽吹きが悪い
- 上部だけ枯れる
- 枝先が毎年短くなる
根が弱い=風で踏ん張れない状態なので、倒木の“初期症状”と考えてOK。
◆ 倒木を防ぐためにできる対策
- 風が抜けるように剪定する
- 重心を整える(片側だけ切らない)
- 弱った木は支柱で補助
- 根元の状態を定期チェック
専門家の診断で、倒木リスクはかなり下げられます。
まとめ
倒木は突然起きるように見えて、
根・幹・枝に必ずサインが出ています。
- 根元の浮き
- 幹の変形
- 大枝の裂け
- 幹の空洞化
- 枝先の枯れこみ
1つでも当てはまれば、早めの対応が安全につながります。