
サンシュユ
2024/03/30
サンシュユ(山茱萸)は、中国と朝鮮半島原産のミズキ科の落葉小高木です。高さは3~5mほどで、多数の枝を伸ばします。葉は対生し、狭卵形~狭楕円形で全縁です。
春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせ、秋にグミに似た赤い実をつけます。別名でハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれます。
江戸時代から庭木として各地に植栽されています。花や実の風情から観賞用として日本庭園などでもよく見受けられます。
春をいち早く知らせる庭木
サンシュユは、
春先に黄色い花を咲かせる落葉小高木です。
葉が出る前に花が咲くため、
まだ寒さの残る時期でも
庭に明るさを与えてくれます。
「春が来た合図」として、
昔から庭木や公園樹に使われてきた木です。
サンシュユの特徴
- 分類:落葉小高木
- 樹高:5〜8m程度
- 花期:2〜3月
- 実:秋に赤い実
花は小さいですが、
枝いっぱいに咲くため
遠目でもよく目立ちます。
見どころは「花と実の両立」
サンシュユの魅力は、 春の花と秋の実の両方が楽しめること。
- 春:黄色い花で庭が明るくなる
- 秋:真っ赤な実が枝に残る
一年を通して
季節の変化が分かりやすい庭木です。
庭木としての向き・不向き
向いている庭
- 季節感を大事にしたい庭
- 和風・雑木風の庭
- 少し高さのあるシンボルツリー
注意点
- 成長すると枝が広がる
- 狭い庭では圧迫感が出やすい
植える前に、
将来の大きさを
しっかり想像することが大切です。
剪定の考え方
サンシュユは、 強剪定を嫌う木です。
- 剪定時期:花後(4〜5月頃)
- 枝を間引く程度が基本
- 切り詰め剪定は避ける
切りすぎると
翌年の花が減ります。
「形を作る」より
自然樹形を整える意識が向いています。
病害虫について
比較的丈夫で、 大きなトラブルは少なめです。
- まれにうどんこ病
- 風通しが悪いと枝枯れ
剪定で風を通すだけでも
十分な予防になります。
植木屋としてひと言
サンシュユは、 派手さはありませんが、
- 季節の始まりが分かる
- 毎年の変化を楽しめる
- 剪定で無理をしなくていい
そんな
長く付き合える庭木です。
庭に「春の合図」を
一本入れたいなら、
とても良い選択だと思います。