
ボケ
2024/04/11
ボケは、中国原産のバラ科の落葉樹で、日本では中国産のボケがよく栽培されています。ボケの花は小さく、株は横に伸び、樹高は高くなりません。花の色形は変化に富み、紅花の品種を「ヒボケ」、白花の品種を「シロボケ」といいます。
遅い秋から咲く寒ボケの系統から6月に入ってから咲き乱れる極遅咲き品種までいます。加温をすることで真冬の1月から観賞することもできます。
ボケの正式名称は木瓜(ぼけ)で、学名はChaenomeles speciosaです。Chaenomeles(カエノメレス)はギリシャ語の「chaino(開ける) + melon(リンゴ)」が語源で、”裂けたリンゴ”を意味します。
早春に咲く、強くて付き合いやすい花木
ボケは、
冬の終わりから春先にかけて
赤やピンク、白の花を咲かせる落葉低木です。
寒い時期に花が咲くため、
庭にいち早く色を入れてくれる存在として
昔から親しまれてきました。
ボケの基本情報
- 分類:落葉低木
- 樹高:1〜3m程度
- 花期:2〜4月
- 花色:赤・ピンク・白
比較的コンパクトで、 庭木として扱いやすいのも特徴です。
ボケの魅力
① 花が早い
葉が出る前に花が咲くため、
枝いっぱいに花がつきます。
「まだ寒いのに咲いている」
その存在感が、
春の始まりを感じさせてくれます。
② 丈夫で育てやすい
- 寒さに強い
- 病害虫が少ない
- 土質をあまり選ばない
初心者にも向いている花木です。
③ 生垣・低木に使いやすい
自然樹形でもまとまりやすく、
- 庭の縁取り
- 目線のアクセント
- 和風庭園の下木
に使いやすいサイズ感です。
剪定の考え方
ボケは、 剪定しすぎない方が花つきが良い木です。
- 剪定時期:花後すぐ(4〜5月)
- 古枝・混み枝を間引く
- 切り詰め剪定は最小限に
冬に強く切ると、 翌年の花が減ります。
注意点(トゲ)
品種によっては、 枝にトゲがあります。
- 剪定作業時は手袋必須
- 通路沿いは避ける
設置場所を決める際に、
少しだけ意識すると安心です。
実について
花後にできる実は、
観賞用が基本ですが
昔は果実酒などにも使われていました。
現在は、 無理に収穫する必要はありません。
まとめ
ボケは、
- 手がかからない
- 毎年ちゃんと咲く
- 季節の節目が分かる
そんな、
暮らしに寄り添う庭木です。
派手さはありませんが、 長く付き合うほど良さが分かる。
庭に一本あると、 毎年「春が来た」と実感できます。