
八重桜
2024/04/13
バラ科・サクラ属の花びらが6枚以上の桜の総称です。花びらが重なって咲くことから「八重咲き」と呼ばれ、サクラよりも開花が2週間ほど遅いのが特徴です。
山桜や里桜から変化したもので、落葉高木で葉を付けてから咲きます。花の姿が牡丹と似ていることから「牡丹桜」という別名が付けられました。
八重桜は、平安時代の和歌にも登場するほど、古くから日本で愛されていた花です。花色は種類によって違い、濃いピンク色や淡いピンク色、白色などがあります。
八重桜の種類には、一葉(イチヨウ)や普賢像(フゲンゾウ)、関山(カンザン)や八重紅枝垂れ(ヤエベニシダレ)などがあり、さまざまな花びらの形をしています。
花を“長く楽しむ”ための庭木
桜といえば一重咲きのソメイヨシノが有名ですが、
庭木として選ばれることが多いのが八重桜です。
花数が多く、開花期間も長い。
「眺める桜」から「育てる桜」へ向いた存在です。
八重桜とは?
八重桜は、
花びらが何枚も重なって咲く桜の総称。
- 花が大きい
- 見ごたえがある
- 散り方が穏やか
派手さより、
満ちていく春を感じさせる桜です。
八重桜が庭向きな理由
① 花期が長い
一気に咲いて散る桜と違い、
八重桜はゆっくり楽しめます。
春の行事や生活のリズムに
ちょうど寄り添ってくれます。
② 花びらが散りにくい
一重の桜のように
風で一斉に舞うことは少なめ。
掃除の手間が比較的少なく、
住宅地でも扱いやすい桜です。
③ 品種が豊富
- 関山(カンザン)
- 普賢象(フゲンゾウ)
- 松月(ショウゲツ)
花色・樹形・成長の仕方も違い、
庭の広さに合わせて選べます。
植える場所のポイント
- 日当たり:半日以上の直射が理想
- 風通し:蒸れは花付き低下の原因
- 根張り:建物基礎から少し距離をとる
「見せたい場所」より
無理のない場所を優先します。
剪定は最小限が基本
八重桜は
切りすぎないことが大切。
- 剪定時期:花後すぐ
- 大きく切らない
- 枯れ枝・交差枝のみ整理
秋冬の強剪定は
翌年の花を減らします。
病害虫について
- アブラムシ
- 毛虫(チャドクガ等)
早期発見が重要。
風通しを良く保つことで予防できます。
八重桜と付き合うということ
八重桜は、
一瞬の美しさより
積み重なる春の豊かさを楽しむ木。
慌てず、
毎年少しずつ整えていく。
それが
庭で八重桜を育てるコツです。
まとめ
- 花期が長く、庭向き
- 剪定は控えめに
- 場所選びが成功の9割
桜を
「見るもの」から
「育てるもの」へ。
八重桜は、その最初の一本に向いています。