
エゴノキという庭木
2026/01/06
エゴノキは、主張しすぎない木
エゴノキは、庭の中で前に出すぎない木です。
花は咲くけれど、騒がしくない。
葉もあるけれど、重たくならない。
気づく人だけが気づく、
そんな距離感の木だと思います。
花は、下を向いて咲く
エゴノキの花は、下向きに咲きます。
枝の上から見下ろすと、
咲いていることに気づかないこともあります。
歩きながら、
ふと下を見たときに目に入る。
エゴノキの花は、
そういう咲き方をします。
成長は早すぎず、遅すぎず
エゴノキは、暴れません。
毎年少しずつ枝を伸ばし、
樹形も大きく崩れにくい。
剪定の手も、
最小限で済むことが多い木です。
「手をかけすぎない庭」に、
よく合います。
剪定は、やりすぎない
エゴノキは、強く切ると調子を崩します。
不要な枝を間引く程度で十分です。
形を整えるより、
風が抜けるようにする。
エゴノキの剪定は、
引き算が基本です。
庭にあると、空気がやさしくなる
大きな変化はありません。
でも、いなくなると、
少し物足りなく感じる。
エゴノキは、
庭の空気をやわらかくする木です。
植木屋として思うこと
派手さはありませんが、
長く付き合える木だと思います。
毎年、
「あ、今年も咲いてるな」
そう思えるくらいが、ちょうどいい。
エゴノキは、
そんな距離感を大切にする庭木です。