
庭が「うるさく」感じる理由
2026/01/18
静かなはずの庭が、なぜか落ち着かない
庭は本来、静かで心が休まる場所。
それなのに、
- なんとなくゴチャゴチャして見える
- 落ち着かず、長く眺めていられない
- 音はないのに「うるさい」と感じる
そんな庭もあります。
この「うるささ」は、
音ではなく、視覚と感覚の問題であることがほとんどです。
原因① 情報が多すぎる庭
庭がうるさく感じる一番の理由は、
目に入る情報が多すぎることです。
- 樹木や草花の種類が多い
- 高さや形がバラバラ
- 剪定されていない枝があちこちに伸びている
人の目は、整理されていない情報を無意識に処理し続けるため、
脳が疲れてしまいます。
その結果、「騒がしい」という感覚になるのです。
原因② 風が抜けない庭
枝葉が込み合った庭は、
風が通らず、空気がよどみます。
風が動かないと、
- 葉が揺れない
- 音も気配も単調になる
- 空間に“間”がなくなる
すると庭は、静かなのに重たい印象になります。
植木屋が剪定で「風を通す」ことを大切にするのは、
音や空気を整える意味もあるのです。
原因③ 視線の逃げ場がない
庭に立ったとき、
視線が止まらず落ち着かない庭もあります。
- どこを見ても同じ密度
- 奥行きが感じられない
- 余白がない
こうした庭は、
無意識に目が休まらず、「うるささ」を感じます。
庭にも
見せる場所と、見せない場所
主役と脇役が必要です。
静かな庭は「引き算」でできている
落ち着いた庭は、
必ずしも植物が少ないわけではありません。
- 枝を減らす
- 種類を絞る
- 余白を残す
こうした引き算の手入れによって、
庭は驚くほど静かになります。
庭がうるさいと感じたら
「剪定の時期かな」
「手入れ不足かな」
そう考える前に、
一度、庭をゆっくり眺めてみてください。
庭がうるさく感じるのは、
庭からの小さなサインかもしれません。
静けさは、
手を入れすぎないことで生まれることもあるのです。