
「風通しが大事」って、どういうこと?
2026/02/01
よく聞くけど、実は分かりにくい言葉
「風通しをよくしてください」 剪定の相談をすると、よく聞く言葉です。
でも、 風が強く吹き抜ける庭=風通しがいい というわけではありません。
風通しとは「空気がよどまないこと」
植木屋が言う風通しとは、 風がビュービュー当たることではなく、
湿気がこもらないこと を指しています。
枝葉が重なりすぎると、 中の空気が動かず、 病気や害虫が出やすくなります。
剪定でやっていること
剪定では、 木を小さくするよりも、
・枝の重なりを減らす
・内側に向いた枝を抜く
・風の通り道をつくる
こうした作業を重視しています。
見た目は少し変わらなくても、 木の中では大きく環境が変わります。
風が通ると、木は楽になる
風が通ると、 葉が乾きやすくなり、 病気が出にくくなります。
同時に、 枝の伸び方も素直になり、 管理もしやすくなります。
風通しは、人にも心地いい
風通しのいい庭は、 人にとっても心地いい場所です。
じっとしていても、 空気が重くならない。
木のためだけでなく、 庭に立つ人のための工夫でもあります。
迷ったら、詰め込みすぎない
「この枝、残したほうが安心かな?」 そう思ったら、 詰め込みすぎているサインかもしれません。
庭は、 少し余白があるくらいがちょうどいい。
それが、 植木屋が考える “風通しのいい庭”です。