
ジンチョウゲ
2024/04/20
沈丁花は春に花を咲かせる常緑低木で、強い香りを放つことが特徴です。
白やピンク、赤い花をつけ、庭や公園などで観賞用に植えられることが多いです。
沈丁花の花言葉は「不滅の愛」や「歓喜」
香りで季節を知らせる木
ジンチョウゲは、
姿よりも先に
香りで存在を知らせてくる木です。
春の終わり頃、
ふと風に乗って届く甘い匂い。
「あ、咲いたな」と
気づかせてくれる木。
それがジンチョウゲです。
ジンチョウゲってどんな木?
ジンチョウゲはジンチョウゲ科の常緑低木。
- 大きくなりすぎない
- 葉の色が一年を通して安定
- 花は小さいが香りが強い
派手ではありませんが、
印象には強く残ります。
植木屋が感じるジンチョウゲの性格
ジンチョウゲは、
少し気難しいところがあります。
- 根を触られるのが苦手
- 移植を嫌う
- 調子を崩すと戻りにくい
扱いやすさだけで言えば、
初心者向きではありません。
香りは「近すぎない」がちょうどいい
ジンチョウゲの香りは、
好き嫌いがはっきり分かれます。
近すぎると、
少し強く感じることも。
玄関の真正面より、
少し離れた場所。
通りすがりに香るくらいが、
一番きれいです。
庭での使いどころ
- アプローチの脇
- 窓から少し離れた場所
- 主木の足元
あくまで脇役として。
目立たせるより、
気づいた人だけが
楽しめる配置が向いています。
剪定は最小限に
ジンチョウゲは、
強い剪定を嫌います。
- 形を整える程度
- 花後に軽く
切りすぎないことが、
長く楽しむコツです。
植える前に知っておきたいこと
ジンチョウゲは、
突然弱ることがあります。
理由がはっきりしないことも多く、
それも含めて
付き合う木です。
「必ず毎年楽しみたい」
というより、
「咲いたらラッキー」
くらいの気持ちが、
ちょうどいい。
ジンチョウゲは“記憶の木”
強い香りは、
人の記憶と結びつきやすい。
子どもの頃の春、
昔の庭、
懐かしい時間。
ジンチョウゲは、
そんな記憶を
そっと引き出す木です。
まとめ
- 香りで季節を知らせる低木
- 扱いはやや繊細
- 近すぎない配置が大切
- 咲いた年を楽しむ木
ジンチョウゲは、
庭に香りの余白を
残してくれる存在です。