
アズキナシという木|控えめだけど、味がある
2024/04/25
小豆梨は、バラ科アズキナシ属の落葉高木
4月下旬から6月にかけて1~1.5cmの小さな白い花をたくさん咲かせ、花が咲き終わった後に梨に似た形をした小さな実をつけます。
実は秋から冬にかけて赤くなり、最後には暗赤色になります。
当たりの良い場所を好み、低山の斜面や雑木林などに自生しています。高木といってもあまり高くはならない。
基本的には病害虫の被害が少なく、丈夫で育てやすい木とされていますが、アブラムシが発生し、葉が汚らしくなることもあります。
目立たないのに、ちゃんと覚えている木
アズキナシは、
最初に名前が出てくる木ではありません。
でも、庭を見返したとき、
「あの木、いいな」と
後から思い出される。
そんな立ち位置の木です。
アズキナシってどんな木?
アズキナシはバラ科の落葉高木。
- 春に白い小花
- 夏は落ち着いた葉
- 秋に実と紅葉
一年を通して、
大きく主張しすぎないのが特徴です。
名前の由来は「実」
秋につく赤褐色の実が、
小豆に似ていることから
アズキナシと呼ばれます。
実は観賞用ですが、
鳥がついばむこともあり、
庭に少し動きが出ます。
植木屋が感じるアズキナシの性格
アズキナシは、
素直で扱いやすい木です。
- 土質を選びすぎない
- 強剪定を嫌わない
- 病害虫も比較的少ない
初心者にも、
玄人にも向いています。
庭での使いどころ
- 雑木の庭
- ナチュラルガーデン
- 山取り風の構成
一本で主役になるより、
他の木と並んだときに
良さが出ます。
剪定は「整える」程度で
枝ぶりが自然なので、
無理に形を作らない方がきれい。
- 込み合った枝を抜く
- 流れを邪魔する枝だけ整理
切りすぎないことが、
長く楽しむコツです。
大きくなりすぎない安心感
高木ですが、
成長は比較的ゆっくり。
庭木としても、
扱いやすいサイズ感に
収まりやすい木です。
アズキナシは“玄人好み”
写真映えはしません。
でも、
暮らしの中で見るほどに
味が出る。
植木屋として、
静かにおすすめしたくなる木です。
まとめ
- 派手さのない落葉高木
- 実と紅葉がさりげない
- 扱いやすく丈夫
- 雑木の庭と相性がいい
アズキナシは、
庭に「静かな奥行き」を
加えてくれる木です。