
フジ
2024/04/25
藤の花は房状で、長さは20〜50センチ程度になります。色は一般的に紫色が多いですが、白やピンク、青紫色の品種もあります。葉は羽状複葉で、明るい緑色です。
藤の花の開花時期は地域によりますが、一般的には4月から5月にかけて咲きます。
藤は日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。土壌は特に選ばず、一般的な土壌で育ちますが、排水が良い場所が望ましいです。
藤の管理には剪定が重要です。つるが長く伸びるため、形を整えるために定期的な剪定が必要です。花が終わった後に剪定を行い、次の年に向けて花付きが良くなるようにします。
フジは「勢い」のある木
フジは、とにかく勢いのある木です。
春になると一気に伸び、あっという間に棚や構造物を覆います。
花の印象が強いですが、
実際に向き合うと「管理の木」だと感じます。
放っておくと、
絡む、締める、重くなる。
フジは遠慮をしません。
花は下がる。枝も下がる
フジの花房は、下に下がって咲きます。
この性質は枝の付き方にも表れます。
重さがかかると枝は自然に垂れ、
支えが弱いと、棚そのものを傷めてしまうこともあります。
見た目の美しさだけでなく、
受け止める構造が必要な木です。
剪定を間違えると、花は咲かない
フジは剪定次第で、
「花がよく咲く木」にも
「葉だけ茂る木」にもなります。
夏の剪定で枝を整理し、
冬に花芽を残す。
少し手順を間違えるだけで、
翌春の景色は大きく変わります。
庭に植えるなら、覚悟も一緒に
フジは、とても魅力的な木です。
満開の姿は、何年見ても見事だと思います。
ただし、
「植えたら終わり」の木ではありません。
毎年向き合い、
手を入れ、
付き合い続ける。
それができる場所にこそ、
フジは似合います。
植木屋として思うこと
フジは、
人の都合に合わせてくれる木ではありません。
でも、
きちんと向き合えば、
その分だけ応えてくれる木です。
庭にフジがあるということは、
時間と手間を楽しむということ。
それを楽しめる人に、
フジはよく似合います。