
意外と知らない「植え付けの深さ」で決まる庭木の寿命
2025/04/23
庭木が元気に育つかどうかは、実は“植え付けの深さ”で大きく変わります。
植木屋の現場でも、枯れた原因をたどると 「深植え」 が半分以上を占めるほど重要なポイントです。
1. 深植えは根腐れの原因に
庭木は、根元の“根鉢の上部”が 地面より少し高い くらいが適正です。
深く植えてしまうと…
- 呼吸できない
- 水が溜まる
- 細根が発生しにくい
結果として、数年後の“突然の枯れ込み”につながります。
2. 浅めの植え付けが正解
プロが植えるときは、仕上がりをあえて少し浅めにします。
理由はシンプルで、木は根元に空気が入ることでしっかり根張りするからです。
正しい植え付けの目安
- 根鉢の天面が地表より 1〜3cm高い
- 周りにリング状の“水鉢”を作って水をためやすくする
- 最後に軽く踏んで、隙間だけを埋める(潰さない)
3. 植え付け直後は“水が勝負”
浅植えでも乾きやすいわけではありません。
植え付け後は たっぷりの水を継続的に与える ことで根が落ち着きます。
- 最初の2週間:毎日
- 3〜4週間:2〜3日に一回
- その後:土の乾き具合を見て調整
これだけで活着率は劇的に変わります。
4. 土を盛って調整するのもアリ
どうしても段差がある場所や低い土地では、
盛り土をして根元の高さを作る のも有効です。
浅植え+排水改善が同時にできるため、弱りやすい樹種にも向いています。
まとめ
庭木の元気さは、植える“深さ”で決まります。
- 深植えはNG
- 根鉢が地面より少し高い位置がベスト
- 植え付け後の水やりが成功のカギ
植え付けは一年の中でももっとも失敗しやすい作業ですが、
ポイントさえ押さえれば誰でも上手にできます。