
庭木が風で折れやすくなる“見えないサイン”とは?
2025/04/21
強風のたびに枝が折れる、倒れそうで不安…という相談はとても多いです。 実は、木は折れる前に“必ずサイン”を出しています。 このサインを知っておくと、早めに手を入れられるので被害を最小限にできます。
1. 幹の付け根に「裂け目」が入っていないか
風で折れる木の多くは、幹の分岐部に力が集中しています。
V字に分かれている
付け根に黒いスジ
雨が溜まる形になっている
これらは“裂けやすい形”の典型。 剪定でバランスを調整して、力が一点にかからないようにするのが大事です。
2. 枝が「片側に偏っている」
片側だけ生い茂った木は、風を受けるとテコの原理で折れやすくなります。
家の陰で片側だけ伸びる
生垣の風上側だけ厚い
日当たりの良い側に寄っている
剪定で“重心を真ん中に戻す”だけで、耐風性は大きく改善します。
3. 根元の土が盛り上がっていないか
倒れる直前によく見られるサインがこれ。
木の片側だけ土が浮く
雨の後に根元の状態が変わる
地面に亀裂が入る
これは“根が片側で切れている”可能性が高い状態です。 早急にプロの診断が必要なレベル。
4. 枝先が「急に短くなった」木は要注意
根が弱る → 水が吸えなくなる → 枝先から枯れる という順番で弱っていきます。
枝先の枯れこみは、 風で折れやすくなる前兆にもなっています。
5. 風対策の基本は「透かす」こと
剪定=短く切る、と思われがちですが、 風対策では “風が抜ける隙間を作る” ことが重要です。
太い枝を間引く
内側の混み合った枝を整理
外側だけ短くする剪定は逆効果
見た目も自然で、木への負担が少ない方法です。
まとめ
木は突然折れるように見えて、実は必ずサインがあります。
幹の裂け目
枝の偏り
根元の土の変化
枝先の枯れ込み
風が抜けない姿
これらが見えたら、早めの剪定・診断が安全につながります。