
新緑が動き出す“春の庭仕事”
2025/04/20
4月は庭が一気に動き出す大事なタイミング。
新芽がふくらみ、木々が色づきはじめ、植物の成長スピードがぐっと上がる季節です。
植木屋として現場に出ていると、
「今が一番、春の勢いを感じる日だなぁ」
と毎年思う時期でもあります。
今回は、やっておくと良い庭仕事と、実際の現場感をまとめてみました。
気温が安定して“根が動く”最適シーズン
4月中旬〜下旬になると、
土の温度が安定し、植物の根がしっかり動き始めます。
そのため、この日の前後は植え付け・植え替えに最適。
いま植えると馴染みやすい樹木
- モミジ類(イロハモミジ、ノムラモミジなど)
- ツツジ類
- サツキ
- アジサイ
- 常緑ヤマボウシ
- ソヨゴ
植え付け後の水やりさえ丁寧にすれば、根付きやすく失敗が少ない時期です。
新芽のチェックは“健康診断”みたいなもの
4/20の頃は、新芽が出そろい始めるタイミング。
植木屋として必ず確認するのは 芽の色と勢い。
健康な芽の特徴
- みずみずしい黄緑色
- 先端がしっかり立ち上がる
- 葉がふっくらしている
逆に、
- 先が黒い
- 萎れている
- 変色している
こういった芽は、根のストレスや水切れ、寒さの影響が出ているサインです。
雑草は小さいうちが勝負!
4/20の雑草は“まだかわいい顔をしている”時期ですが、
放っておくとGW明けには手に負えない大きさになります。
今やっておくとラク
- 根から抜く
- 株元のマルチング(バークチップ・草木灰など)
- 防草シートの補修
雑草は成長スピードも根張りも早いので、
4月中にどれだけ抑えられるかが決定打になります。
肥料は“やりすぎない”が正解
春は肥料をあげたい気持ちが高まりますが、肥料を控えめ にしたほうがうまくいきます。
理由は簡単で、
この時期は温度だけで勝手に伸びるから。
肥料が強すぎると、軟弱でひょろひょろした葉が出やすくなります。
おすすめは有機系の控えめな追肥
- 完熟たい肥
- 油かす(薄め)
- 化成肥料は少量に
消毒の最初のタイミング
アブラムシ、うどんこ病、毛虫など、
春のトラブルが出始めるのもこの頃。
1回目の予防散布 をしておくと、一気に被害が減ります。
特に注意したい樹木:
- サクラ
- モミジ
- ツバキ類
- バラ
- モッコウバラ
- ジューンベリー
まとめ:“庭のスタートライン”
植物が一気に目覚める節目。
- 植え付け・植え替えの最適日
- 新芽の健康チェック
- 雑草対策は今がチャンス
- 肥料は控えめ
- 害虫・病気の“初期予防”に最適
この日を境に、庭仕事の量も増えていきます。
手をかけた分だけきれいに育つ、いわば 一年のスタート地点。