
庭木の「根っこ」はどこまで伸びる?
2025/04/09
庭木を植えるときに
「この木、根っこってどこまで伸びるんだろう?」
とお客さんに聞かれることが実はかなり多いです。
結論から言うと……
🌳 根っこは“枝と同じくらい”横に広がる
多くの木は、地上の樹冠(枝葉の広がり)と、地下の根の広がりがほぼ同じ。
つまり、上が3m広がっていれば、下も3m広がるイメージです。
ただし——種類によって性格はまったく違います。
🌱 木によって根の“クセ”がある
1. イチョウ・ケヤキ系:横に広がる遠征タイプ
とにかくよく伸びます。
擁壁・排水管・ブロック塀などがある場合は要注意。
2. マツ・モミジ:浅く広くの慎重派
深く潜らず、地表近くでふんわり広がります。
踏まれるのが苦手。
3. スギ・ヒノキ:深く潜りやすい縦型タイプ
根が深い分、倒れにくい。
ただし庭木向きではない場合も多い。
🧪 意外な真実:根は“水と空気”のある方向へ伸びる
実は根っこは
「土の硬さ」「水の流れ」「空気の通り道」を感じ取って
そこに向かって伸びていきます。
つまり…
- 水道管の結露 → 根が寄ってくる
- ひび割れたコンクリ → 空気がある → 根が入る
- 花壇の柔らかい土 → 根が集中する
これはもう“生き物の本能”。
🛠 庭で気をつけるポイント
- ブロック塀の近くに高木を植えない
- 水路や排水枡の近くに根の強い木を植えない
- 庭木と建物の距離は最低1〜1.5m確保
- どうしても近い場合は根止めシートを使う
🌿 まとめ
庭木の根は目に見えない分、
「知らないうちに伸びていた」というトラブルが起きがちです。
でも、性質を知って植えるだけで
倒木防止にも、トラブル回避にも、
“ずっと良い庭づくり”につながります。
植木屋の視点で言えば、
木は地上より地下の方が本気です。
見えない根の世界を知るだけで、
庭づくりはもっと楽しく、もっと安全になりますよ。