
石の置き方にも意味がある?
2025/06/10
庭づくりというと「木や花」に目が行きがちですが、実は石の配置にも昔から独特のルールや意味があります。今回はそんな“石の豆知識”をご紹介します。
1. 石は「山や川の象徴」
日本庭園では、庭石は単なる飾りではなく自然を縮小して表現するものとされてきました。
たとえば、大きな石を山に、小石を川の流れに見立てることで、小さな庭でも雄大な景色を感じさせることができます。
2. 立石・寝石の役割
- 立石(たていし) … 垂直に立てる石は「男性的な力強さ」を表す。
- 寝石(ねいし) … 横に寝かせた石は「女性的なやわらかさ」を表す。
庭にバランスよく配置することで、調和と安定感が生まれます。
3. 石には「正面」がある
意外かもしれませんが、自然石にも「こちらが顔だ」という正面があるとされます。
石を置くときは、庭の入口や家の方に向けるのが良いとされ、見る人に自然な安心感を与えます。
4. 石を置きすぎるのはNG
石は庭の“骨格”になりますが、多すぎると逆に雑然とした印象に。
「石は庭の三割まで」と昔から言われていて、あくまで植物や景色を引き立てる脇役として扱うのがコツです。
まとめ
庭の石には、ただの飾り以上の意味が込められてきました。
「この石は山を表しているのか、それとも川か」なんて視点で眺めると、普段の庭もぐっと面白く見えてきます。