
雑草ゼロを目指さない庭づくり:自然と折り合う管理術
2025/06/06
雑草取りに追われる夏の日。
「もうイヤだ!」と思ったこと、ありませんか?
実は、完全に雑草をなくす庭は、自然にとっても人にとっても無理があるんです。
大切なのは、“雑草を抑える庭”を作ること。
雑草は「すき間」が好き
雑草は、すき間と日当たりを好みます。
砂利の間、レンガの目地、植木の根元…。
つまり、隙間を減らす=雑草を減らすことにつながります。
たとえばこんな工夫:
- 土の上にバークチップやウッドチップを敷く
- グラウンドカバーを植える
- 石やレンガをすき間なく配置する
これだけでも、雑草の発芽率はかなり下がります。
日陰を味方につける
雑草は日光が好き。
だからこそ、木陰をつくることが防草になるんです。
庭木や低木を上手に配置して、地面に日があたりにくくする。
これは、見た目の涼しさにもつながる“自然の防草設計”です。
雑草を「生かす」考え方
実は、すべての雑草が悪者ではありません。
ハコベやカタバミなどは、土をやわらかく保ち、
表面の乾燥を防いでくれる“天然のマルチング材”。
むやみに根こそぎ取るより、
「残しておく雑草」と「抜く雑草」を分けて考えるのが賢いやり方です。
年間スケジュールで考える
雑草対策は“季節の仕事”。
- 春(発芽前):防草シートやマルチングを強化
- 初夏〜盛夏:根張りが強くなる前に除草
- 秋:種を落とす前に軽く刈る
この流れをつくれば、翌年の草量がぐっと減ります。
結論:雑草は庭のリズムの一部
雑草を敵に回すと、終わりのない戦いになります。
でも、“庭の呼吸”の一部と考えれば、管理もずっと楽になる。
完璧を目指すより、自然と折り合う庭づくりを。
それが、長く美しい庭を保ついちばんのコツです。
「雑草もまた、季節を知らせる時計の針。」
今日も、庭は静かに息づいています。