
根を傷めない掘り方
2025/05/19
植え替えや移植のとき、いちばん神経を使うのが根っこ。
「ちょっとくらい切れても大丈夫」と思いがちですが、
実は根の“切り方”ひとつで木の運命が変わります。
🪓 むやみに掘らない
スコップで勢いよく掘ると、
細根(さいこん)と呼ばれる大事な根がブチブチと切れてしまいます。
細根は水と栄養の吸い口。
ここを失うと、木は急に元気をなくします。
🌱 コツは「少しずつ」「輪を描くように」
根鉢(ねばち)を意識して、
木のまわりを少しずつ円を描くように掘り進めます。
根が見えたら、スコップではなく手やノコで丁寧に。
特に太い根は、切り口を斜めにきれいにしてあげると回復が早いです。
💧 掘ったあとは「いたわりの一手」
掘り上げたあとには、根元に水をたっぷり。
そして日陰で休ませてあげましょう。
根は生きている組織。乾かさないことが何より大切です。
🌾 植木屋のひとこと
根を見れば、その木の“生き方”がわかります。
焦らず、静かに、根の呼吸を感じながら掘る──
それが植木屋の「ていねいな仕事」なんです🌳