
剪定ばさみの正しい使い方とお手入れのコツ
2025/05/06
✂️ 剪定ばさみは“庭のペン”
植木屋にとって剪定ばさみは、絵描きの筆のようなもの。
枝を切るだけでなく、“木の形を描く”ための道具です。
しかし、使い方ひとつで木の健康も、刃の寿命も大きく変わります。
🌿 正しい持ち方と使い方
剪定ばさみには「受け刃」と「切り刃」があります。
刃が重なっているほう(切り刃)を残したい枝側に向けて使いましょう。
これは、刃の押し潰しによる傷を避けるため。
逆に持ってしまうと、切り口がつぶれて病気の原因にもなります。
切るときは「一気に」ではなく、根元に力を入れてスッと。
枝を挟んでから、ハサミを滑らせるように切るのがコツです。
🧴 お手入れの基本
剪定後の刃には、樹液やヤニが残ります。
これを放置すると錆や切れ味低下の原因に。
使った後は以下のステップでケアを。
- 布で汚れを拭き取る
- ヤニがひどい場合はアルコールで拭く
- 最後に薄く油(ミシン油など)を塗る
定期的に刃を研ぐことで、切り口もきれいになります。
⚙️ よくあるNG行為
- 太い枝を無理に切る(刃が歪みます)
- 地面に置く(湿気で錆びます)
- 他の用途に使う(針金や竹は専用バサミで)
どれもハサミの寿命を縮める原因です。
🌳 植木屋からひとこと
剪定ばさみは、長く使うほど手に馴染む“相棒”です。
少し手をかけてあげるだけで、木も、道具も、ずっと美しく保てます。